コラム「登山の下りでなぜ筋肉痛が起こりやすいのか」を更新しました。
登山では、下りの方が筋肉痛になりやすいといわれています。
筋肉には、さまざまな種類の活動があります。
- コンセントリック筋活動(求心性収縮)
コンセントリック筋活動は、筋肉の長さが短くなりながら、筋肉が収縮します。
例えば、荷物を持ちながら、肘を曲げる動作です。
- アイソメトリック筋活動(等尺性収縮)
アイソメトリック筋活動は、筋肉の長さが変化せず、筋肉が収縮します。
例えば、荷物を持ち上げた後に、静止している状態です。
- エキセントリック筋活動(遠心性収縮)
エクセントリック筋活動は、筋肉の長さが長くなりながら、筋肉が収縮します。
例えば、荷物を下ろす際に、ブレーキをかけながら、肘を伸ばす動作です。
3種類の筋肉の活動の中でも、エクセントリック筋活動(遠心性収縮)を伴う筋肉の活動が、最も筋肉への負荷が大きくなるといわれています。
下り坂の歩行では、エキセントリック筋活動での筋肉の活動が主に行われています。
登山の下りの時に、筋肉痛が起こりやすいのです。
詳細はこちらをご覧ください。
登山では、上り坂よりも下り坂の方が筋肉への負荷が強くなる為、下りの方が筋肉痛になることが多いです。 筋肉には、さまざまな種類の活動があり、その中でもエクセントリック筋活動(遠心性収縮)を伴う筋肉の活動が、筋肉への負荷が大 …