踵に痛みを引き起こす原因として、「ふくらはぎのトリガーポイント」と「坐骨神経痛」によるものがあります。
トリガーポイントは、筋肉の痛みであり、筋肉内にロープ状の索状硬結を触れることが特徴です。
トリガーポイントが形成されると、局所だけでなく、局所から離れた場所にも痛みが出現する「関連痛パターン」をもちます。
ふくらはぎの筋肉にトリガーポイントが形成されると、ふくらはぎの痛みだけでなく、踵や足裏にも痛みを引き起こす可能性が出てくるのです。
ふくらはぎのトリガーポイントを同定し、そのトリガーポイントに直接鍼でアプローチすることで、症状の緩和につながることが期待出来ます。
坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されることによって、お尻からもも裏、ふくらはぎ、そして踵や足先にかけて、痛みやシビれが出現することが多いです。
坐骨神経痛でお悩みの方の多くは、お尻の筋肉が硬くなっている傾向があります。
お尻の筋肉の中でも、お尻の奥深くにある梨状筋は、坐骨神経痛と大きく関わっております。
梨状筋の緊張によって、坐骨神経痛につながることが多いのです。
梨状筋の緊張を和らげる方法として、鍼治療が効果的です。
なぜなら、鍼は、体内に刺入することが出来る為、梨状筋への直接のアプローチが可能だからです。
踵の痛みでお悩みの方、鍼治療を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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