「慢性的な肩こり」や「腰痛」で悩まされている方、カバンの持ち方が原因かもしれません。
ショルダーバックを肩にかけて移動するとき、たいていの場合は、利き手の方の肩で背負っていると思います。
ショルダーバッグを背負う時間が短時間であれば、さほど問題にはなりませんが、長時間になってしまうと、左右の身体にアンバランスが生まれてしまいます。
気づかないうちに、左右の筋肉の負荷のかかり方に差が出てしまい、場合によっては、お身体に痛みを引き起こす場合があります。
可能であれば、ショルダーバックを肩にかけるときは、左右交互で背負われることをおすすめいたします。
ヒトの身体は、左右均等に見えますが、利き手や利き足があるように、筋肉の付き方にも左右差があります。
また、足のサイズである「足長」、「足幅」、「足囲」にも左右差があります。
そして、内臓の位置から見ても、ヒトの身体は左右不均等であることも分かります。
地球上の生物で、完全な左右均等の生物は存在しないのではないかと考えております。
「肩こり」や「腰の痛み」を予防し、そして痛みを軽減させる為には、出来る限り、左右の身体を均等に使う意識を持たれることをおすすめいたします。
気分を変えたいときだけでも構いませんので、カバンをリュックにしていただけることをおすすめいたします。
リュックは、たすき掛けの状態になる為、背負ったときの「身体への左右の負荷のかかり方」が均等です。
また、胸が張れるため、「肩甲骨を背骨に寄せること」も出来ます。
「肩甲骨を背骨に寄せること」は、「正しい立ち方」と「正しい座り方」の意識付けで大切なポイントです。
「肩甲骨を背骨に寄せること」は、「巻き肩」の改善の助けにもなると考えております。
「巻き肩」は、左右の肩が前に入った状態ですので、胸を張る状態を意識していただくことが大切になります。
また、リュックの肩ひもは、長すぎないようにしていただいた方が良いです。
リュックの肩ひもが長すぎてしまうと、腰が過度に反れてしまう原因となり、「腰」や「背中」の痛みを引き起こす可能性があります。
もし、リュックを背負っているときに、腰が反れている感覚があった場合は、肩ひもが長すぎかもしれません。
肩ひもが短くしてしまうと、見た目にも抵抗感がでてくると思いますので、適度な長さで調整してみてください。
最近は、リュックもおしゃれなものが増えてきているので、リュックをされることも検討されてはいかがでしょうか。
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