胸を張る姿勢の意識付けの為に、チューブを用いた「チューブロウイング」を行うことがとても有効です。
「チューブロウイング」は、背中のトレーニング種目の一つであり、チューブがあれば、ご自宅でも気軽に行うことが出来ます。
「チューブロウイング」は、柱などにチューブを取り付けた状態で、チューブを手前に引く動作です。
動きとしては、比較的単純ではありますが、チューブを引く際の「背中への意識付け」が大切になります。
「背中への意識付け」のポイントは、「肩甲骨を背骨に寄せること」です。
「肩甲骨を背骨に寄せる意識付け」が出来れば、胸を張る姿勢がし易くなります。
「胸を張る姿勢の意識付け」を行う為の練習として、「チューブロウイング」をおすすめいたします。
「チューブロウイング」のポイントは、
・脇をしめながら引くこと
・チューブを引いた時の手の高さは、おへそのあたり
チューブを引く時に脇が開いてしまうと、肩甲骨を寄せにくくなってしまいます。
チューブを引いた時の手の高さが高くなりすぎてしまうと、肩がすぼめてしまい、肩甲骨が寄せにくくなります。
もし、動作に慣れてきたら、呼吸を意識されることをおすすめします。
チューブを引くときは、息を吸いながら、3秒かけて引きます。
チューブを戻すときは、息を吐きながら、3秒かけてもとに戻します。
この動作を20回ほど行うと背中が温かくなり、爽快感が得られます。
もしよろしければ、「チューブロウイング」を取り入れられると、幸いです。
「チューブロウイング」の他に背中のトレーニングとして、「ラットプルダウン」、「懸垂」などがあります。
「ラットプルダウン」、「懸垂」に共通する動作は、引く動作を伴うことです。
一般的に背中のトレーニングは、難しいといわれています。
トレーニングを効果的に行う際は、目的の筋肉への意識付けが大切になってきます。
背中は、目と正反対の位置になる為、トレーニングの際の背中の意識付けが難しいです。
背中のトレーニングが難しいと言われている理由です。
胸を張ることは、正しい姿勢を行う上で、とても大切な意識付けです。
背中の筋肉への意識付けが、正しい姿勢を行う為に欠かすことが出来ないのです。
背中の筋肉に意識付けを行う為には、トレーニングを行う際に、肩甲骨を背骨に寄せることが大切です。
肩甲骨を寄せるイメージとしましては、リュックサックを背負ったときの感覚です。
肩甲骨を寄せるイメージが頭の中で鮮明になると、背中の筋肉への意識付けがしやすくなります。
「ラットプルダウン」などは、ジムに行かないと出来ないので、自宅で行うことが出来る「チューブロウイング」を導入として取り入れていただくのもアリです。
もし、背中のトレーニングが慣れてきて、トレーニングに物足りなさを感じてきたら、ジムの通われることを視野に入れても良いと考えています。
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