痛みによる「お身体の不調」を和らげるだけでなく、「心の部分」についても施術できる治療家でありたいと考えております。
「心」と「身体」は、独立しておらず、お互いに影響し合う「心身相関」の関係にあります。
適度な運動は、「筋肉の働き」や「血行」が良くなり、爽快な気持ちになることが出来ます。
そして、運動後は食欲が増し、おいしく食事をとることで、健康的な身体づくりにもつながります。
適度な運動は、「お身体の健康」だけでなく、「心の健康」に良い影響をもたらしてくれるのです。
一方、お身体の痛みは、「お身体の健康」だけでなく、「心の健康」にも良くない影響が出てくる可能性があります。
例えば、慢性的な肩こりや腰痛で悩まされている場合、痛みによって、気分が沈んでしまい、表情も暗くなってしまいます。
そして、慢性的な痛みは、全身の筋肉が緊張し、自律神経の状態にも影響だ出てくる可能性があります。
自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」に分類されます。
「交感神経」は、活動的になるときに働く神経です。
「副交感神経」は、休息などリラックスモードのときに働く神経です。
どちらの神経が良いのではなく、元気よく過ごす為には、「交感神経」と「副交感神経」がバランス良く、働くことが大切です。
全身の筋肉が緊張しているときは、自律神経の交感神経が優位な状態になっている場合が多いです。
長期的に「交感神経」と「副交感神経」のバランスが崩れてしまうと、慢性的なお身体の不調の原因となってしまうことがあります。
慢性的な肩こりや腰痛は、「お身体」だけでなく、「心」の不調にも影響を及ぼしてしまう可能性があるのです。
「お身体の不調」を和らげるためには、「お身体」と「心」の両方から施術を行わなくてはいけないと考えております。
鍼は、痛みや硬さ、そして炎症の緩和に非常に有効な治療法です。
また、鍼は皮膚に適度な刺激を加えるので、自律神経を整える効果もあります。
さらに、鍼はリラックス効果も得られるので、心の部分にもアプローチすることが出来ます。
鍼は、「お身体」と「心」の両方の部分について、施術が出来る治療法であると考えております。
施術に加えて、適度な運動は、筋肉の働きや血行を良くし、爽快な気持ちになる効果が得られます。
「施術」を「適度な運動」の併用をおすすめしております。
また、お香や精油、そして心地良い音楽を取り入れ、「心」と「お身体」の部分でリラックスしていただける院内づくりも心掛けております。
「心」と「お身体」の両方で、一人ひとりの患者様に合った施術をしてまいります。
「心」と「お身体」のことで、お悩みがございましたら、ぜひご相談くださいませ。