起業してから軌道に乗るまでの「必要な資金」について考えていきます。
「Google」や「Yahoo!」の検索エンジンで「大宮」、「鍼灸」などと検索すれば、ホームページにたどり着き、施術所の選択肢として認知していただけている状態までの期間とします。
安定的に来院していただける状態であることが理想的ですが、とりあえずは皆さまに認知していただけるまでの期間で考えていきます。
一般的にホームページが「Google」や「Yahoo!」などの検索エンジンに認知され、ホームページへの検索数が上昇するのが約6カ月であるといわれております。
期間をもとに、6カ月分の「経費」と「自分への給与」を算出してみます。
1カ月の「経費」と「給与」の上限値を共に約30万円とします。
6カ月分の「経費」と「給与」は、上限値で約360万円です。
しかし、その期間までは、質素な暮らしをすれば、「自分への給与」を抑えることが出来ます。
1カ月の「給与」は30万円ではなく、25万円に抑えることが出来れば、「必要な資金」を抑えられます。
また、1カ月の「経費」も30万円で算出しましたが、上限値である為、抑える事も可能です。
6カ月分の「経費」と「自分への給与」の上限値です。
6カ月分の経費の上限値(経費30万円で計算する) | 180万円 |
6カ月分の給与の上限値(給与30万円で計算する) | 180万円 |
合計 | 360万円 |
もちろん、「経費」と「給与」を上回る粗利をしっかりと上げることが出来ていれば、理想的です。
事業を行う上で、「想定外のケース」を常に考える必要があります。
少なくとも、「360万円」があれば、6か月間は、安心して事業を継続する事が出来る計算になります。
もちろん、計算通りにいかないことは十分に承知しています。
無計画よりは、概算値であっても、あらかじめ「数字」を出しておいた方が良いのではないかと考えております。