管理人の考え方

一人前になる為には、最低でも十年位はかかるといわれています。

そして、徹底的に反復練習を行い、型を体得する事が一人前になる最低条件であると考えています。

型は、先人たちが試行錯誤を重ねた「本質的な部分」です。

型をしっかりと学ばなくては、「本質的な部分」を身につけることが出来ません。

そして、「本質的な部分」は、基本の部分であると考えています。

可能であれば、一流といわれる先生のもとで修行することが理想的です。

一流といわれる人は、例外なく基本が身についています。

そして、一流の方々は、基本から外れたことは決して行いません。

一見基本から外れたように見えるかもしれませんが、それは「膨大な基礎」をベースとした「独自の技術」です。

近くで一流の仕事に触れ、その先生の所作を徹底的に真似る事で、一流の仕事を身につけることが出来ます。

先生には、「手取足取り教えてくれるタイプ」と「仕事は見て覚えろというタイプ」がいらっしゃいます。

職人系の仕事は、後者タイプの先生が圧倒的に多く、私の先生も後者です。

後者タイプの先生だと、仕事を覚えるのに要する期間は、前者に比べて長くなります。

一見遠回りに見えても、自分の頭を使ってトライアンドエラーを繰り返している為、その分引き出しが増えるメリットがあります。

近くでその先生の仕事ぶりを注意深く観察し、徹底的に真似を繰り返せば、確実に自分の技術として昇華することが出来ます。

その引き出しが今後の「自分の財産」になるのです。

どちらのタイプの先生が良いとはいえませんが、個人的には、すぐに正解を教えてくれる「前者タイプの先生」より「後者タイプの先生」の方が良いです。

「後者タイプの先生」が弟子にそのように接するのは、引き出しを増やすように促す為の「親心」でないかと考えております。

十年位の修業期間というのは、そういった部分を含めての「大切な熟成期間」なのです。

出張鍼灸施術を承っておりますので、ぜひご相談くださいませ。

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投稿日:2023年9月16日 | 最終更新日:2024年5月10日