一般的に背中のトレーニングは難易度が高いです。
なぜなら、背面は目に見えない位置にある為、トレーニングをする際に背中を意識することが難しいからです。
背中のトレーニングは、ラットプルダウンやロウイングなど、引く動作を行う種目であり、肩甲骨を背骨に寄せる意識を持つことが大切になってきます。
その肩甲骨の動きを意識する為には、肩甲骨の位置を把握することです。
トレーニングの際の安全性を確保した上で、誰かに肩甲骨を触れてもらうことも、有効な方法であると考えています。
触覚を利用し、肩甲骨を寄せる動作を行う事で、肩甲骨がよりイメージしやすくなり、背中のトレーニングの助けにつながります。
また、トレーニングを行う際は、呼吸を意識することも大切です。
例えば、背中のトレーニングの一つであるロウイングでは、引く動作(コンセントリック筋活動の局面)では息を吸い、戻す動作(エキセントリック筋活動の局面)では息を吐きます。
引く動作のときに胸が広がる為、胸の動きに合わせて、呼吸を行った方が動作としてスムーズです。
繰り返しになりますが、引く動作では息を吸い、戻す動作では息を吐く事が望ましいです。
投稿日:2023年4月29日 | 最終更新日:2024年9月11日