トレーニングを行う際は、目標(今後なりたい自分)を定めることが大切です。
目標を定めることで、ゴール地点が明確になります。
また、現状の課題(生活課題)も明確にし、スタート地点を共有することも大切です。
スタート地点とゴール地点を共有することで、運動プログラムが立てやすくなります。
例えば、「ハイキングを趣味とする60代女性」について考えてみます。
「若いころからハイキングが趣味であり、ハイキングには頻繁に行っていました。しかし、感染症拡大による自粛生活によって、ここ数年間、外出の機会が激減してしまったことによって、筋力の低下を感じております。体力を戻し、以前のように趣味であるハイキングに行けるようになることを望んでいます」
その女性の「現状の課題(生活課題)」は、「筋力が低下によって、趣味であるハイキングに行くことが出来なくなった」です。
そして、「目標(今後なりたい自分)」は、「ハイキングにまた行けるようになること」です。
そのように「スタート地点」と「ゴール地点」を具体的に定めると、どのようなトレーニングをしたらよいかが明確になります。
「ゴール地点」である「目標(今後なりたい自分)」は、長期的な最終目標です。
最終目標を無理なく達成する為には、「長期的な最終目標」を複数の「短期目標」に分割することが大切です。
「短期目標」の目的は、小さな目標達成の積み重ねてもらうことです。
成功体験を増やしていただくことで、自信にもつながります。
結果的に最終目標の達成につながり易くなるのです。
ビジネスの場で良く用いられている「階段思考」の考え方です。
出張鍼灸施術を承っておりますので、ぜひご相談くださいませ。
LINE公式アカウントで「健康に関するお役立ち情報」を定期的に配信しております。
お友達追加よろしくお願いします。
関連記事
歩行や起居動作、そして階段の昇降などの日常動作をより快適に行う為のエクササイズとして、スクワットは非常に優れた種目です。 スクワットは、下半身トレーニングの代表的な種目であり、主に太ももとお尻の筋肉を鍛える事が出来ます。 …
目標とする身体づくりを実現する為には、筋力トレーニングの「特異性の原理」に則って行うことが大切です。 例えば、「階段の昇り降りがよりスムーズになること」を筋力トレーニングの目標とした場合、その目標に沿ったトレーニングの種 …