仕事を行う上で、納期は必ず存在します。
納期までの限られた時間の中で、お客様のニーズに対して、最大限に応えなくてはいけません。
例えば、お客様から「解決して欲しい問題」を提示されたとします。
問題に対して、とりあえず「解決策としての仮説」を立てることが大切であると考えています。
仮説をもとに、作業プロセスを決定して、仕事を進めていきます。
あれこれ考えて行動を遅らせるよりは、スピード感をもってとりあえず作業をした方が良いと考えています。
もし、仮説を外したとしても、早い段階であれば軌道修正が可能です。
つまり、仮説を立てながら作業をしていた方が、結果としては仕事のスピードが上がり、パフォーマンスも上がるのです。
治療家として、患者様の生活課題に対しての解決のサポートを行っています。
患者様に施術を行う際は、出来るだけ早く「現在の症状に至った根本原因」を仮説として考えていきます。
考えた仮説をもとに、暫定的に治療方針を決定して、施術を始めます。
あれこれ考えて行動を起こさないと、患者様を不安にさせます。
それに、ある程度の仕事の経験を積んでいれば、考えた仮説を大きく外すことはありません。
もし、少し仮説を外したとしても、早い段階では軌道修正が可能です。
何かしらの行動をした方が、新たな気づきが得られる場合もあります。
そして、その新たな気づきを治療方針にアップデートすることができます。
つまり、スピード感をもって施術を行っていけば、結果として患者様から高い満足度が得られることが多いのです。
仮説を立てて仕事を進めていくことは、すべての仕事に共通する部分であると考えております。