反り腰は、腰が過度に反れている状態であり、腰痛を引き起こすことがあります。
反り腰は、「過度に胸が張れている方」や「ヒールの高い靴を履いている方」などに多くみられます。
胸を張ることは、良い姿勢を行う上で大切なことですが、過度に胸を張ってしまうと反り腰になる可能性があります。
過度に胸を張ると、身体全体のバランスをとる為に、腰の背骨の反りも強くなってしまうのです。
良い姿勢の意識付けをする際は、胸を張りすぎないことをおすすめします。
それでは、どのように胸を張れば良いかというと、体育の授業で行った「気をつけ」や「休め」を行った際の「休め」の姿勢です。
「休め」で手を軽く後ろにまわした時の胸を張った状態が丁度いいです。
その胸の張れ具合で良い姿勢を行っていただければ、反り腰を防ぐことが出来ます。
また、高いヒールを履いている時に反り腰になっていることが多いです。
高いヒールを履いている際は、下り坂で常に立っている状態です。
何もしないと前側に倒れてしまう為、無意識に腰を反ってバランスをとっています。
腰が過度に反れることで、腰に負担がかかってしまうのです。
しかし、仕事などで高いヒールを履かなくてはいけない方もいらっしゃると思います。
もちろん、高いヒールを履くべきか否かについて、意見することは出来ませんが、反り腰になり易いということをお伝え出来ればと思います。
反り腰の簡易的に確認する方法として、壁を背に立った状態で行うことができます。
壁を背に立って、腰の手を回したときに、手の甲が簡単に入る場合は反り腰である可能性が高いです。
どうしても気になる場合は、改めて知識や経験のある専門家にチェックして頂くことをおすすめします。
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