お尻の横にある筋肉のトリガーポイントが原因で、ふくらはぎの外側に痛みが出現する可能性があります。

トリガーポイントとは、筋肉の痛みであり、筋肉内にロープ状の索状硬結を触れることが多いです。

その索状硬結が引き金となり、索状硬結付近の「局所」と、「局所から離れた関係のない場所」に痛みが出現する「関連痛パターン」を持つことが特徴です。

お尻の横の筋肉には、中殿筋や小殿筋と呼ばれる筋肉があります。

何かしらの原因で、中殿筋や小殿筋にストレスが加わり、それらの筋肉が硬くなると、筋肉内にトリガーポイントが形成される可能性があります。

  • 中殿筋のトリガーポイントの関連痛パターンは、「お尻」や「もも裏」です
  • 小殿筋のトリガーポイントの関連痛パターンは、「お尻」や「太ももの裏側と外側」、そして「ふくらはぎの裏側と外側」です

関連痛パターンからみても分かるように、ふくらはぎの外側の痛みは、小殿筋のトリガーポイントによって、出現する可能性があるのです。

鍼治療は、小殿筋のトリガーポイントによる痛みの治療に有効であると考えております。

小殿筋は、中殿筋の奥にあり、体表から触れることが出来ません。

体内に刺入出来る鍼であれば、小殿筋のトリガーポイントへの直接のアプローチが可能です。

慢性的な筋肉の痛みでお悩みの方、鍼治療を取り入れてみてはいかがでしょうか。

詳細はこちらをご覧ください。

投稿日:2024年11月27日 | 最終更新日:2024年12月9日