コラム「ローラー鍼やてい鍼などの刺さない鍼での鎮痛効果」を更新しました。

鍼には、毫鍼ごうしんなどの「刺す鍼」とローラー鍼やてい鍼などの「刺さない鍼」があります。

ローラー鍼やてい鍼などの「刺さない鍼」は、優しく擦ったり、圧を加えるなどの「触圧刺激」を皮膚に加えます。

「刺さない鍼」は、「刺す鍼」と同様に、痛みを軽減させる効果があります。

ヒトの皮膚には、「触圧受容器」と呼ばれる感覚のセンサーが分布されています。

「刺さない鍼」によって、「触圧受容器」が興奮すると、刺激部位付近での鎮痛効果が発現されます。

「触圧受容器」の興奮による鎮痛効果の機序を、「脊髄分節性鎮痛」といいます。

身体に痛みがある時に、患部を優しく撫でたり、擦ったりすると、痛みが少しだけ和らいだ経験があるかと思います。

いわゆる「痛い痛いの飛んでけ」です。

ローラー鍼やてい鍼などによる「刺さない鍼」での鎮痛効果は、「脊髄分節性鎮痛」によるものなのです。

詳細はこちらをご覧ください。