コラム「登山の下りでなぜ筋肉痛が起こりやすいのか」を更新しました。

登山では、下りの方が筋肉痛になりやすいといわれています。

筋肉には、さまざまな種類の活動があります。

  • コンセントリック筋活動(求心性収縮)

コンセントリック筋活動は、筋肉の長さが短くなりながら、筋肉が収縮します。

例えば、荷物を持ちながら、肘を曲げる動作です。

  • アイソメトリック筋活動(等尺性収縮)

アイソメトリック筋活動は、筋肉の長さが変化せず、筋肉が収縮します。

例えば、荷物を持ち上げた後に、静止している状態です。

  • エキセントリック筋活動(遠心性収縮)

エクセントリック筋活動は、筋肉の長さが長くなりながら、筋肉が収縮します。

例えば、荷物を下ろす際に、ブレーキをかけながら、肘を伸ばす動作です。

3種類の筋肉の活動の中でも、エクセントリック筋活動(遠心性収縮)を伴う筋肉の活動が、最も筋肉への負荷が大きくなるといわれています。

下り坂の歩行では、エキセントリック筋活動での筋肉の活動が主に行われています。

登山の下りの時に、筋肉痛が起こりやすいのです。

詳細はこちらをご覧ください。

投稿日:2024年7月13日 | 最終更新日:2024年9月11日