「テーピング」は、ドラッグストアなどで気軽に購入でき、「スポーツ活動」や「日常生活」で非常に大きな助けになります。
皆さまが「テーピング」の使用される目的は、2つのパターンに分類できるかと思います。
- 関節の動きを制限し、痛みがある部位の保護を目的としたテーピング
- 筋肉の働きを助け、身体の動きをスムーズにすることを目的としたテーピング
使用目的によって、「ホワイトテープ(非伸縮テープ)」と「キネシオロジーテープ(伸縮テープ)」に分類されます。
「ホワイトテープ」は、関節の固定を目的として使用されることが多いです。
ケガをした後のリハビリ段階で、スポーツ復帰の為に患部への負荷を軽減させるときに、よく用いられます。
「キネシオロジーテープ」も、同じ用途で使用されることがあります。
個人的な使用方法になりますが、「ホワイトテープ」と「キネシオロジーテープ」を状況によって使い分けをしています。
「ホワイトテープ」は、「関節をしっかりと固定し、患部を保護したいとき」に使用します。
「キネシオロジーテープ」は、「患部は保護したいけど、スポーツ復帰の為に少しずつ可動域を広げたいとき」に使用しています。
「テーピング」の解釈については、専門家によって、さまざまな考え方があります。
専門家から「テーピング」をしてもらうときには、使用目的について説明を受けると思います。
使用目的をしっかりと理解し、「テーピング」をされることをおすすめいたします。
「テーピング」と上手く付き合うことは、スポーツ活動をする上で、大きな武器になります。
専門家の色々な考え方に触れることも、非常に良いことであると考えています。
また、「キネシオロジーテープ」は、筋肉の補強を目的として使用されることが多いです。
「キネシオロジーテープ」は、補強したい筋肉の流れに沿って補強することが大切です。
例えば、ふくらはぎの筋肉を補強したいときは、「ひざ裏の少し下側」から「アキレス腱」にかけて左右2本の「テーピング」で補強します。
表現が適切でないかもしれませんが、「テーピングで新たに筋肉を貼り付けるイメージ」です。
「慢性的な肩こり」や「腰痛」など身体に痛みやだるさがある場合、身体が働きにくくなっています。
「キネシオロジーテープ」で筋肉を補強することにより、痛みが和らぎ、身体が動きやすくなることが期待出来ます。
筋肉の働きが良くなると、血行も良くなり、一時的な身体の症状改善につながることがあります。
治療を受けることが理想的ですが、「テーピング」も方法の一つとして、試してみる価値があると考えております。
出張鍼灸施術を承っておりますので、ぜひご相談くださいませ。
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