超高齢社会をむかえ、高齢者の方々の自立や尊厳を保ち、積極的な社会参加を促す事でより充実した日常生活を送っていく手助けをする事が運動指導者としての役割であると考えています。仕事やボランティア活動などの積極的な社会参加を促す為には、一人ひとりの健康増進や身体機能向上が必要であると考えています。活動を通じて、利用者様の生活課題解決のお手伝いをし、充実した日常生活の入口となって頂ければ幸いです。
運動プログラムの実施を通じて、利用者様の健康増進や身体機能向上のお手伝いが出来ると考えております。心と身体は互いに独立した状態ではなく、心身相関の関係にあります。運動プログラム実施による身体機能の向上は、気持ちが前向きになる事につながると考えています。心と身体の状態の充実は、運動プログラムへの参加意欲が増し、生活課題の解決への突破口となります。
生活課題とは、「理想の日常生活を実現する為に解決しなければならない問題」です。つまり、「理想のライフスタイルの妨げになっていること」と認識しています。例えば、「ハイキングにまた行けるようになりたい」という願いがあるとすれば、「身体の不調などにより、ハイキングが行きたくても行けない状態であること」が生活課題です。
生活課題の解決は、成功体験となると同時に自信にもつながります。心身ともに健康な状態は、充実した日常生活が獲得できると考えています。運動プログラムの実施して頂く事で、微力ながら一人ひとりの健康余命の延伸に貢献し、社会のお役に立つことにつながれば幸いです。
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