久しぶりに鍼灸の養成学校時代に使っていた「はりきゅう理論の教科書」を読んでみました。
養成学校時代に使っていた「はりきゅう理論」の教科書は、「第2版」だったのですが、2021年に「第3版」へと改訂されていました。
「第3版」への改訂に伴い、「教科書」の内容も大幅にアップデートされておりました。
「原点回帰」の意味も込めて、早速最新版を購入し、「はりきゅう理論の教科書」を読んでみました。
養成学校時代では、目の前の国家試験に合格することが最優先であった為、正直言って、「教科書」の隅々まで読む余裕がありませんでした。
「研修生」から「治療家」へと立場が変わって、改めて「教科書」を読み返してみると、「読み物としてすごくおもしろかったな」というのが率直な感想です。
内容としては、「はりきゅうの基礎理論」の再確認が出来、購入して良かったと改めて感じました。
一般的に、教科書は「専門職の卵である学生さん」を対象に書かれている為、とても分かり易く書かれています。
「教科書」は、その分野の第一人者が集まり、「教科書を作成する為の委員会」を作っており、その委員会で数年かけて練られている為、学術的にも非常に信頼できる内容です。
また、「教科書」を読み直したことによって、再度、「専門書」や「学会誌」を読んでみると、今まで以上に内容の理解度が上がりました。
思わぬ収穫です。
「教科書」が改版された場合は、購入されてみるのもおすすめいたします。
社会人になったら、皆さまも「専門書」をたくさん読まれていると思います。
ほとんどの方は、「日々の業務」や「専門書を読むこと」で多くの時間を費やしており、なかなか「教科書」を読む時間がないかと思います。
それでも、「原点回帰」の意味でお時間の合間を見て、その専門分野での「教科書」を読まれてみるのも良いのではないかと考えております。
また、「義務教育で使っていた教科書」を定期的に読んでおります。
「義務教育の教科書」は、完成度が高く、「教養を身につける目的」で非常に重宝しております。
例えば、「国語の教科書」では、歴史上の文豪が書かれた小説が掲載されています。
「最近の教科書」は、カラフルになっており、非常に読みやすくなっております。
あれだけのクオリティなのに、「教科書の価格」は非常に安いです。
大人が読んでも、十分満足できる内容であると考えております。
義務教育だけの書籍にしてしまうのは、本当にもったいないです。
もしよろしければ、読書のバリエーションの一つとして、「教科書」も読んでみてはいかがでしょうか。