介護予防・日常生活支援総合事業(通所型サービスA)

運動指導者の活動として、2020年からの3年間、地域の高齢者に運動を行う場を「介護予防・日常生活支援総合事業 通所型サービスA(以下、通所型サービスA)」として提供しております。「通所型サービスA」は、平成27年4月に施行されたサービスです。要介護状態になる事を防ぎ、他人の力を借りずに可能な限り自分の力で生活を送っていける自立支援推進の為の運動プログラムを行っています。

数年前からの新型コロナウィルスの大流行により、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令され、自粛生活が続き、外出する機会が減少しました。それに伴い、高齢者の患者様の多くは身体を動かす機会が失われ、身体機能が著しく低下していると感じていました。このままでは患者様の多くが要介護状態になってしまう可能性があり、強い危機感を抱いておりました。患者様にコロナ禍でも運動する場を提供し、要介護状態になる事を防ぐことが運動指導者として出来る最善の方法ではないかと考えていました。「通所型サービスA」を提供する事が、一人でも多くの患者様の助けになると考え、サービスを始める事を決意しました。

「通所型サービスA」を開始したのが、3年前です。「通所型サービスA」を継続的に受けている患者様(以下、利用者様とします)は、徐々にではありますが、健康増進や身体機能の向上を実感して頂いてます。コロナ禍と上手に付き合いながら、多くの方々と触れ合う社会参加の場を得ています。2020年からのからの3年間で、実際に「利用者様にご提供したサービスの内容」をお伝えします。

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