背中のトレーニングは、難易度が高いです。
なぜなら、背中は目に見えない部位である為、トレーニングをする際に背中を意識することが難しいからです。
背中のトレーニングは、ラットプルダウンやロウイングなど、引く動作を伴うことが特徴です。
背中のトレーニングを効果的に行う為には、肩甲骨を背骨に寄せる意識を持つことが大切になってきます。
肩甲骨を意識する為のポイントとして、解剖学的な肩甲骨の位置を把握することです。
一つの方法として、トレーニング環境の安全性を確保した上で、動作中に誰かに肩甲骨を触れてもらうことも有効な方法であると考えております。
五感の一つである触覚を利用することで、肩甲骨の動きがイメージしやすくなり、背中のトレーニングの助けにつながります。
また、筋力トレーニングを行う際は、呼吸を意識することも大切です。
例えば、背中のトレーニングであるロウイングを行う際、引く動作(コンセントリック筋活動)では息を吸い、戻す動作(エキセントリック筋活動)で息を吐きます。
引く動作のときに胸が広がる為、胸の動きに合わせて、呼吸を行った方がトレーニング動作がスムーズになります。
繰り返しになりますが、ロウイングを行う際、引く動作では息を吸い、戻す動作では息を吐きます。
トレーニング愛好家の中でも、胸の筋肉は非常に発達していますが、背中の筋肉に課題を残している方が多くみられます。
筋力トレーニングを行う際の参考にして頂ければ、幸いです。
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