ヒトは、進化の過程で直立二足歩行を獲得し、脳が発達したことによって、「高度な知性」というアイデンティティを手に入れました。
そして、科学技術の発達によって、我々は便利な生活を送ることが出来ております。
しかし、直立二足歩行を獲得したことによって、腰痛を引き起こしやすくなったともいわれております。
直立二足歩行であるヒトは、足長25cm前後の両足で地面と接地しています。
二本の足で身体全体を支えている為、犬や猫などの四足動物と比べると、支持基底面が狭く、バランスがとりにくい身体構造です。
例えば、スマートフォン操作などの前かがみ姿勢は、腰や背中などの筋肉に反復的なストレスが加わってしまいます。
反復的なストレスによって、身体全体の骨格バランスが崩れると同時に、骨盤にも歪みが生じてしまいます。
腰や背中を支える筋肉の多くは、骨盤に付着しております。
骨盤の歪みは、腰や背中の筋肉にストレスが加わり、腰痛の原因となってしまうのです。
繰り返しになりますが、「直立二足歩行」と「腰痛」は、密接な関りがあると考えております。
投稿日:2023年4月1日 | 最終更新日:2024年9月10日