運動のお話

下半身のトレーニングの代表的な種目として、「スクワット」があります。

「スクワット」は、お尻の「大殿筋」と太ももの「大腿四頭筋」を主に鍛えることが出来ます。

「大殿筋」や「大腿四頭筋」だけでなく、体幹を支える筋肉も鍛えることが可能です。

「スクワット」は、上半身の一部を除く、身体のほとんどの筋肉を鍛える事が出来るのです。

お身体の痛みが特になく、数多くのトレーニングの中からどれか一つ選択するのであれば、「スクワット」をおすすめしています。

余談にはなりますが、「スクワット」は「キングオブエクササイズ」とも呼ばれているくらい優れたトレーニング種目です。

しかし、「スクワット」を行うと、腰に痛みがでてしまう方がいらっしゃいます。

フォームを確認させていただくと、「スクワット」でしゃがんだ際に背中が丸くなったり、動作中に反り腰になっていたりするケースが多いです。

「スクワット(ノーマルスクワット)」で腰の痛みが改善されない場合は、「ノーマルスクワット」の代替種目の一つである「四股スクワット」をおすすめしています。

「四股スクワット」は、お相撲さんが行う「四股踏み」の立ち方である「四股立ち」でスクワットを行います。

「四股スクワット」で鍛えられる筋肉は、「ノーマルスクワット」と同様、下半身の筋肉です。

「四股スクワット」は、「ノーマルスクワット」の比べて体幹を前傾させない為、腰への負荷が少ないことが利点です。

「ノーマルスクワット」は、腰への負荷が大きくなるから、そもそもやらなければいいではないかとのご意見もあるかと思います。

しかし、「四股スクワット」にもデメリットがあります。

「四股スクワット」では、バーベルが扱いにくくなるところです。

「四股スクワット」は、「ノーマルスクワット」に比べて、足幅が広くなり、バーベルを担ぐと不安定さが増します。

バーベルでの「四股スクワット」は、どうしても重量が落ちてしまいます。

バーベルでスクワットを行う際は、「ノーマルスクワット」の方が軍配が上がります。

自重でスクワットを行う際は、「四股スクワット」はデメリットは見当たりませんので、腰への負担を考えれば、「四股スクワット」をおすすめいたします。

「四股スクワット」を行う際の基本的な立ち方は、「四股立ち」です。

  • 足幅は、肩幅の1.5倍から2倍程度に広げます
  • つま先の向きは、外側に45度広げるハの字です
  • 「膝のお皿」と「足のつま先」の向きを合わせながら、腰を真っすぐ落とします
  • 10cm~20cmほど腰が下がったら、再び立ち上がります

この一連の動作が「四股スクワット」です。

「四股スクワット」を行う際、最初から深くまで腰を落とす必要はありません。

動作に慣れるまでは、浅めで行うことをおすすめします。

文章だけだと、お伝えできない部分があります。

「四股スクワット」という「ノーマルスクワット」の代替種目があると認識していただければ、幸いです。

実際に、「四股スクワット」を取り入れたい場合は、自己流で行わず、専門家の方に教わりながら行うことをおすすめいたします。

出張鍼灸施術を承っておりますので、ぜひご相談くださいませ。

LINE公式アカウントで「健康に関するお役立ち情報」を定期的に配信しております。

お友達追加よろしくお願いします。

友だち追加

関連記事

投稿日:2024年3月30日 | 最終更新日:2024年9月28日