運動のお話

スクワットのバリエーションとして、クローズスクワットとワイドスクワットがあります。

クローズスクワットは、両足を閉じて行うスクワットであり、ワイドスクワットは、足の幅を肩幅の1.5倍から2倍で行うスクワットです。

クローズスクワットとワイドスクワットは、足幅を狭めたり、広めたりするだけのスクワットですが、足幅を変えるだけで、両者のスクワットの効果は、大きく変わります。

スクワットは、太ももの前側の大腿四頭筋とお尻の大殿筋を主に鍛えることが出来る下半身トレーニングです。

また、スクワット動作中は、体幹を支えながら行う為、下半身だけでなく、体幹も鍛えることが出来ます。

スクワットは、上半身の一部の筋肉を除いたほぼ全身の筋肉を鍛えることができるのです。

クローズスクワットとワイドスクワットは、ノーマルスクワットと同様、ほぼ全身の筋肉に刺激を与える種目ですが、両者のスクワットには、ノーマルスクワットにない特徴があります。

クローズスクワットは、両足を閉じて行うスクワットであり、大腿四頭筋を鍛える比率を上げることが出来ます。

また、両足を閉じており、不安定感が増す為、バランス能力の向上に有効です。

クローズスクワットは、ノーマルスクワットよりも難易度が高いといわれています。

しかし、クローズスクワットは、バットウィンクになりやすいです。

バットウィンクとは、スクワットで深くまでしゃがんだ際に、脚の付け根がつまり、腰が丸くなってしまう状態です。

腰へのストレスが大きくなり、腰の痛みを引き起こしてしまう可能性があります。

腰に痛みのある方は、深くまでしゃがまないことをおすすめします。

繰り返しになりますが、クローズスクワットは、大腿四頭筋への刺激を強くし、バランス能力を高める目的として、非常に優れています。

ワイドスクワットは、足幅を広げて行うスクワットである為、大腿四頭筋や大殿筋だけでなく、内ももの内転筋を鍛えることが出来ます。

スクワットの中で、内転筋を鍛えることが出来る種目として、ワイドスクワットが適しています。

また、ワイドスクワットは、バットウィンクになりにくく、スクワット動作での腰への負荷も軽減出来ます。

ワイドスクワットは、下半身の筋肉の中でも内転筋の比率が上がり、バットウィンクになりにくい特徴があります。

クローズスクワット、ワイドスクワット共に、ノーマルスクワットと異なった優れた特徴があります。

目的に応じて、使い分けをされてみてはいかがでしょうか。

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投稿日:2024年7月24日 | 最終更新日:2024年9月29日