治療家のお話

「吐き気」や「だるさ」で医療機関に受診される際、まずはじめに内科などのクリニックを受診されると思います。

そして、血液検査など、さまざまな検査を受けると思います。

そこで、検査に異常所見が見られなかった場合、その「吐き気」や「だるさ」は、肩こりが原因かもしれません。

肩こりを伴う症状の一つとして、「吐き気」や「だるさ」が出現することがあります。

肩こりは、腰痛と並んで、多くな方が悩まされている症状です。

また、肩こりは、「吐き気」や「だるさ」だけでなく、「首」や「背中」の筋肉に痛みや硬さを引き起こす可能性もあります。

筋肉の痛みや硬さは、自律神経の「交感神経」が優位の状態になり易いといわれております。

「交感神経」が優位の状態が続くと、「自律神経」のアンバランスを引き起こし、「吐き気」や「だるさ」などにつながるのです。

肩こりは、自律神経に伴う症状と切っても切り離せない関係にあります。

「自律神経」は、活動的なときに働く「交感神経」とリラックスモードのときに働く「副交感神経」に分類されております。

自動車で例えると、アクセルの役割が「交感神経」で、ブレーキの役割が「副交感神経」です。

「交感神経」と「副交感神経」がバランス良く働くことが大切であり、「心身」の状態にも大きく影響を及ぼすといわれています。

よく定期的に息抜きをし、リフレッシュすることが大切であるといわれていますが、何かと忙しい現代人にとっては、簡単なことではないと考えております。

慢性的な肩こりで悩まされている方が多いのも、そういうことなのかもしれません。

しかし、慢性的な肩こりを放置したいと思っている方は、誰もいません。

お忙しい中でも、週に1回くらいは、ご自身の身体のメンテナンスにあてても良いのではないかと考えております。

近くの温泉に通ったり、アロマでリラックスされたり、マッサージを受けたりなど数多くの方法がありますが、その中でも、鍼治療をおすすめいたします。

鍼治療は、筋肉の痛みやだるさを和らげるだけでなく、「自律神経」を整える効果があります。

鍼は、リラックス効果もあるので、「心」と「身体」の施術を行うことが可能です。

慢性的な肩こりの原因は、日頃の忙しさによるストレスによる部分が多く、「心」と「身体」の施術が必要であると考えております。

鍼治療は、「心」と「身体」の両方の施術が可能であり、心身のコンディショニングに有効であると考えております。

慢性的な肩こりでお悩みの方、「鍼治療」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

出張鍼灸施術を承っておりますので、ぜひご相談くださいませ。

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投稿日:2024年4月24日 | 最終更新日:2024年12月9日